軟部腫瘍(こぶ・できもの)

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軟部腫瘍(こぶ・できもの)


骨・軟部腫瘍は、骨組織や筋肉や脂肪などの軟部組織にできる腫瘍(できもの・こぶ)のことです。腫瘍には良性のものと悪性のものがあり、骨原発の骨腫瘍と骨以外の軟部腫瘍、ほかには転移性の腫瘍があります。

 

骨腫瘍には骨肉腫、軟骨肉腫、ユーイング肉腫などの悪性のものから内軟骨腫、類骨種、ABC、巨細胞種など悪性度の低いものまで多種多様です。軟部腫瘍ではガングリオン、類表皮嚢胞(粉瘤、アテローム)や滑液包炎、脂肪腫や血管腫などがあります。

 

悪性度の高い骨腫瘍である骨肉腫は、特に10代~20代の若い人に発症しやすいです。にぶい痛みやはれが続くので、気になる場合はすぐに受診してください。

 

軟部腫瘍は40代~60代の方がかかりやすいのですが、痛みやはれがないまま進行していくので、注意が必要です。

よく「コブはあるけれど、痛くないから大丈夫」というお話をお聞きします。しかし、「痛くない次第におおきくなるコブ(しこり)」は要注意です。身体の不調は、痛みとして現れるだけではありません。あれ?と思ったら早めに受診しましょう。

  


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